菅谷梨沙子が選ぶ『何度でも見たい名画 Myベスト10』5本目は「ひなぎく」菅谷梨沙子2017.08.03

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5本目

『ひなぎく』

 

私の好きな映画って

だいたいハッピーエンドじゃないんです。

見終わった後に

なんとも言えない気持ちになる

映画がほとんどです。

 

はじめて『ひなぎく』を見たのは

小さな映画館でした。

ほとんどセリフもなくて、

主人公の2人が

男の人をだましたり、

好き放題やったり、

いたずらが

どんどんエスカレートしていく様子が

衝撃でした。

ファッションやインテリア、

カラフルなフィルターは

すごくかわいいし

おしゃれだけど

かわいいだけじゃない毒っ気がある

映画だと思いました。

「死ネ。死ネ。死ネ。」

のいたずら電話。

パーティ会場を

好き放題荒らしたかと思えば

すぐ掃除を始める不可解な行動。

場面転換が早いので

理解するのに時間がかかりましたね。

見たあとは

少しモヤモヤとして

暗い気持ちになりました。

 

―― 結局あれがどこまで現実で、

どこまで空想なのかも

分からなくなってきますからね。

 

そうなんです。

あの子たちの妄想の世界を

描いているのか、

本当にそれが起こっているのかが

途中で分からなくなっちゃって。

 

―― 鋏のシーンとかはどう思いました?

 

あれは何が言いたいのか

私にはいまいち分からなかったです。

何を表現したかったのか、

なんでそうなったのか

分からないまま

どんどん次に進んでいっちゃって。

結局なんだったんだろう、みたいな。

だから人それぞれ

捉え方は違うだろうけど、

内容よりも見た目、

雰囲気が大事な映画なのかなとも

思うんです。

 

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