ファッションと日本の五感 小堀 宗翔2017.02.27

皆さまご機嫌よろしゅうございます。

先日はメンズファッション協会にて

御家元が「日本の五感 小堀遠州の美意識に学ぶ」

というテーマで講演を致しました。

メンズファッション協会は

単にファッションだけにとどまらず、

「ベストドレッサー」「グッドエイジング」

「ベストデビュタント」「いい夫婦の日」

などライフスタイルの多様性や

生活文化の向上といった視点に立ち

「夢」「勇気」「元気」「希望」「感動」を

提供し続けて地域社会を通して

社会貢献をしている団体です。

前々回のブログでトークショーをしたときに

内面と外面のお話をさせていただきましたが、

まさしくメンズファッション協会さんは

ファッションとして外見を磨く一方で、

こういった形で内面に焦点を当てている活動に

大変感激いたしました。

 

お家元とファッションと言うと

少しイメージがわきずらいかもしれませんね。

しかし、家元である父は洋服や、靴、時計が大好きです。

着物以外着ないでしょ?と、

よく御質問されることがありますが、

父も流祖と同様に総合芸術家として活動していますので、

お家元業のみだけならず茶道の普及のために

様々な活動をしています。

その中でスーツを着て出かけるシーンも多くありますが、

それぞれのスーツに、どんな靴をはくか、

どんなコートなのかそれぞれにコーディネートするのです。

このお話をすると案外皆さん驚かれます。

 

あs

メンズファッション協会の早川千秋さん。

 

日本の五感というお話の中に

「先取り」と「名残惜しむ」というキーワードがあります。

ファッションの世界でも先取りというのが必ずあります。

ちょっと先のものを着て最先端をいってみたり。

それがファッションのブームになったり。

 

しかし、その中で日本がいいなぁと思うのが

「名残惜しむ」という事です。

過ぎる季節を惜しむのです。

お食事でも、もうこの時期にとれる

最後の落ちアユなんですよ~とか、

本当に最後の最後の松茸なんです~

と言ったように過ぎる季節を惜しんで、

季節のうつろいを大切にしています。

 

今はちょっと先取り先取りだけが多くなっているようで、

先取りと名残惜しむという事が

半々のバランスになっている時に、

私たちの気持ちは落ち着くのではないのかなと

思っています。

茶道やファッションを通じながら

四季の移ろいを感じられるような

自分で有りたいと持っています。

その為に、あらゆることに感動したり感激したり、

気がつける感性を茶の道に凝縮された

「日本の五感」で私は日々磨いています。

皆さんも是非一緒に五感を磨きましょう!

 

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