日本茶 丸孝園の「深蒸し茶」① 故郷・静岡の御茶に「日本茶」の安心感を再認識森咲樹2017.01.31

こんにちは。

最近はフランスで購入した

KUSMI TEAを紹介してきましたが、

今回KUSMI TEAは一回お休み!

私の地元である

静岡茶を紹介させて下さい!

 

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今回紹介するのは

静岡県掛川市で作られた

丸孝園の「深蒸し茶」です。

 

まず、静岡県は、

お茶を美味しくする地形です。

山と川が多くある地域なので

茶は3種類に分けられます。

 

山の茶:水の綺麗な山間部の茶葉。

朝晩の寒暖差による

濃い霧と短い日照時間で

旨み成分と栄養を

じっくり蓄えた柔らかい茶。

 

谷の茶:山の谷で育つ茶葉。

近くに川が流れているため

霧が多く発生し、

マイナスイオンを

充分に浴びて育つため、

ミネラル分が豊富で

清々しい香りが特徴的。

 

里の茶:菊川平野の茶葉。

日照時間が長いため、

茶肉が厚く丈夫に育つ。

蒸し時間を長くし

最大限に茶葉の甘みと

深いコクを引き出すことができます。

 

掛川市は、平野なので

「里の茶」にあたります。

このお茶の味は柔らかくて、

茶の甘み成分が滲み出ています。

そして、どことなく感じる安心感。

 

最近飲んでいたKUSMI TEAは

スパイスティーだから、

刺激的な香りに鼻と舌が

慣れてしまっていたのかも。

香りのギャップが、物凄い(笑)。

 

KUSMI TEAの紅茶も

刺激が強いお茶ですが、

私の中では、緑茶も

柔らかさより強いイメージがあります。

鼻の奥に突き刺さるような、強さ。

祖父母が出してくれる緑茶は、

いつも味が強い。

濃い、苦い、渋い、

全てを引っくるめ、強い。

この深蒸し茶も、

香りの芯はしっかりしています。

でも、鼻の奥に突き刺さることがなく、

日向ぼっこをしているような

あたたかさと優しさで

包み込んでくれるような味と香り。

お茶そのものが

深緑で物凄くきめ細かく、まろやか。

抹茶を飲んでいるようです。

そんなことを感じて説明書を読んだら、

私が感じていたことは

「里の茶」そのものでした。

この茶葉も、

日照時間が長いことが特徴ですが、

飲んだ私まで

日向ぼっこをしている感覚になったのは、

すごく不思議(笑)。

 

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静岡県掛川市は

「深蒸し製法」にこだわっています。

茶葉を蒸すという行為は

世界でも珍しく、

ほぼ日本茶のみの製法です。

なぜ掛川市が「深蒸し製法」に

こだわっているかというと、

「里の茶」に関係します。

平野だと日差しをたっぷり浴びるため、

カテキンを生み出します。

皆さんもご存知の通り、

カテキンは身体に良く、

有効成分ではあるけれど

結果的に味も渋くなってしまうんです。

このお茶を、ただ渋いだけでなく、

もっと美味しくできないかと考えた結果

編み出されたのが「深蒸し製法」。

蒸し時間を長くすることで、

お茶の組織を壊し、

茶の甘み成分を出やすくして、

渋みの少ない

まろやかなお茶が生まれました。

掛川市の方々の試行錯誤により、

手間暇かけ、

愛情がたっぷり注がれているからこそ、

多くの人に愛され続けているんでしょうね。

 

フランスや世界中のお茶も、

様々な発見があって、

飲んでいて好奇心が掻き立てられるけど、

やはり自国の「日本茶」の安心感は

偉大だと再確認しました。

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