茶会にお招きされた時の会席・お点心の頂き方小堀 宗翔2017.01.09

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皆さまごきげんよろしゅうございます。

今回はお茶会にお招きされた時の会席・お点心の頂き方のポイントです。

一番のポイントは「頂きながら綺麗にする」という事です。

正式なお茶事では会席に一時間半近くかかります。

お料理はもちろん、お酒も頂きます。

 

頂く前に粗相があった時の為にお懐紙を用意しておきます。

小さめに折って御膳のはしに挟んでおきます。

そうするると、粗相があっても安心です。

また、日本のお食事は必ず食器を持って頂きます。

向付け(むこうづけ)を召し上がった後に、その空いたお皿を手にとって

お食事を受けて召し上がってください。

手盆をする方もいらっしゃいますが、

手に落ちてしまっては手が汚れてしまいます。

必ず器を持って召し上がりましょう。

 

おまんじゅうが出る事もよくあります。

私たちはお正月には紅白のあったかいお饅頭をお出しします。

その時はお菓子器にのったまま黒文字をつかって頂きますが、

温めないで出てきた場合は手で二つに割って頂く方が頂きやすいのです。

手で頂くことに初めは抵抗があるかもしれませんが、

最も大切なのは綺麗に頂くという事なのです。

また、温かい物は温かいうちに、冷たい物は冷たいうちに頂きます。

 

私たち小堀家には小堀遠州の遺訓というのが伝えられています。

「小堀遠州書捨文(かきすてのふみ)」です。

 

「一飯をすすむるに、志を厚く、多味なりとも志うすき時は

早瀬の鮎、水底の鯉とても味もあるべからず」

 

たとえ一膳のご飯でも、おもてなしの心が一番である。

どんなに様々な味のお食事を出されても、

気持ちがこもっていなければお客様には美味しく感じて頂けないのです。

と。

早瀬の鮎や水底にいた鯉をつかったお料理というのは

新鮮でおいしいお食事の事です。

 

何を頂くにもこういった感謝の気持ちが大切ですね。

 

 

 

 

 

 

 

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